記述の基体(がらくた)

【ブログ】日々の思ったことを徒然なるままに書いております。基本殴り書きで校正しておりません。【世界観】人は動物のように本能で現実に向き合っているのではなく、言語を通じてのシンボル体系としての世界、その世界の中の私(自我)という物語で現実にしがみついている。【取り組み】(1)現をよく存在させたい。そのためのよりよい社会や世界に向かう。(2)卓越した創作をしたい。そのためにはより多くのゲシュタルト(パターン・観念・概念)を獲得→世界でよく行動し、読書。【価値観】結局は「朋あり遠方より来たる、また楽しからずや」【プロフィール】東京出身のアラサーです。※著作権についてはオプトアウトに対応させていただいております。何かに共感された方はご連絡ください。 【コメント欄へのフィードバックお待ちしております。個人的な質問、反論、脅迫などはTwitterへお願いします。】

2010年12月

4年前くらい、world is flatとか大前研一さんの本で、BPO(business process outsourcing)というビジネスが紹介されてて面白いと思った。これは今でいうクラウドソーシングのようなものだが、BtoBでのやり取りだ。

インドでのITオフシェア開発、医療や経済分析、英語のコールセンター、監査などのアウトソースが盛んになりアメリカではこうした比較的給料が高く安定していた職が海外に取られている。この流れに個人でも参加できるようになり、自分の信頼を他人からの評価で高めていけば個人でも世界中から仕事を受けることができる。Elance、 Freelancer.com、 oDesk、 Guru
などがそれにあたる。

日本でも規模は小さいが中国にコールセンターやバックオフィス業務をアウトソースしている。しかし、英語圏での仕事のマーケットプレイスからは完全に孤立してしまっている。だからBtoBに留まっている。日本国内では十分にフリーランスがいないだろうし、給与や物価水準の違いも全国でそこまで大きな違いはないから、CtoCは難しい。

海外との需要や供給と結びつけるのは難しい。言葉の壁があるから。
しかしこの言葉の違い自体が需要と供給を生む。

日本語を勉強している外国人にとって日本人1億2千万人が良い先生だ。
英語を話せる無数の外国人は日本人にとって英語の先生だ。

レアジョブはフィリピンの安い賃金と高い英語力を使った安いオンライン英会話を提供している。
http://www.rarejob.com
ただし、同業者を含め、フィリピンに現地法人を作り、現地の講師を管理しているので、BtoCのクラウドソーシングということになる。

lang-8(ランゲート)は面白い。CtoCで語学の日記の添削をするものだ。
http://lang-8.com/
日本語ネイティブで英語を学ぶような人が英語で日記を書くと、その逆をしている英語ネイティブが自発的に英語を直してくれる。私も、友達も誰もいないゼロからこのサイトを使って英語で日記を書いたら数時間後には既に全ての文章を添削して
もらっていた。

また、外国人から日本人の日記にコメントがあったりするので、異文化交流もできる。私も外国に関する記事を書いたらその国の人からコメントがあって面白かったし、外国人が日本語で意見発信しているのを見るのはおもしろい。英語が出来ない人でも国際交流できる。

やはりインターネットは、お金インセンティブではなくてボランティアや人の繋がりなどを楽しんで行う場であることを再認識した。

このlang-8は私の考えるCtoCのジョブマーケットプレイスの概念の理想的なものだ。世界中でインタラクション、相互サービスのやり取りが行われる、また個性が生きるということで面白いと思う。

私はこれをビジネスとしてやりたいと考えていたが、ビジネスとしてやったら一気に活気がなくなりそうだ。現在このサイトは広告収入が大半だと思われる。プレミアム会員は微々たるものだろう。

こうした言語レッスンをビジネスとしてCtoCでやりとりできるような仕組みを作りたい。

CtoCのサービスの有料のやりとりは難しい。
難しいのは、品質の保証と決済の信頼性を確保することだ。

個人対個人で実際に会うこともなく、全く相手のことを知らない状態で
相手をお互い信用できない。実際にお金を払っても相手がちゃんとした仕事を
しないかもしれないし、ちゃんと仕事をしても支払いができないかもしれない。

品質もどのように定めたらいいのか。
個人同士が違う国にいるとトラブルが発生したときに、仲介するのも難しい。

ウェブ系の仕事や翻訳などのプロフェッショナルの仕事は分かりやすいかもしれない。
だからElance、 Freelancer.com、 oDesk、 Guruなどが成功しているのだろう。
日本で言うとアルカーナがやっていたアポロンはもうなくなってしまい、
現状はリートのランサーズだけだろうか。http://www.lancers.jp/

もう少しスキルの要らない言語の指導などが一番面白いと思うが難しい。
面白い理由は誰でもちょっと頑張ればできるくらいで、主体性も必要だからだ。
フィリピンの英語力を使ったスカイプの英会話レッスンもCtoC的な流れの中にある。
レアジョブ http://www.rarejob.com
ただ現状はフィリピン側をしっかり管理したBtoCである。
これがCtoCになったらお金を取れるほどの質は保てないだろう。だから難しい。

さらにスキルの要らないマイクロタスクmicro taskの分野はある程度ビジネスになるかもしれない。
ただ、売上が小さいのでビジネスとして成り立つのにはある程度の規模がいるだろう。
cloudflower, Crowdcloud, Amazon Mechanical Turkなど。
日本で言うとリアルワールドのクラウドがそうだろう。http://www.realworld.jp/realcrowd/

通常、インターネットのビジネスの多くが広告収入だ。
インターネットの醍醐味は誰でも平等に意見を発信できるし、受信できる。
そうした個人単位の個性が輝く場所に過ぎない。
そこは規制もなく自由だから輝くのであって有料にしてしまえば情報のバラエティや鮮度が
落ちるだろう。
CtoCのサービスのやり取りの土台を作れば、数%の手数料を取るインフラ提供のビジネス
になりうる。

ビジネスどうこうよりも、これができれば世の中の仕組みが大きく変わるのではないか。
家にいながら世界中の人々が顧客となり仕事をできるのである。
これを実現するには、仕事の質の確保と決済の信頼性の問題を克服しなくてはいけない。

誰でも何かしらの能力を他人に教えることができるだろう。対価としてお金を貰ってもいいくらいに。

毎日料理を作ってる主婦から肉じゃがの作り方、また台所の使い方を習うことは、貴重なレッスンだ。中学高校とやっていた程度でもテニスを教えるのには十分に技術や業界、関連する情報の知識はある。日本人であれば誰でも外国人に実践的な英語を教えることができるだろう。

友達だったら、まあただでやってくれるだろうが、もしお金を払うにしてもかなり安くやってくれるだろう。このように、そこまで専門的ではないが役に立つ能力を個人は誰でも持っている。これくらいのレベルのクラウドソーシングができればおもしろい。

現状あるクラウドソーシングは、コンピュータ関連の技術、ウェブの製作、デザイン、翻訳、医療関係、財務関連の分析など専門的な技術がいるものが多い。もしくはマイクロタスクのようにあまりに単純作業なもの。

その間の、誰でも頑張ればできるくらいの個性のある仕事がクラウドソーシングできればもっと世の中活性化するのではないか。どのように、品質を保証するのかが問題だ。

ソーシャルサーチエンジン。クラウドに質問ができるサイト。はてなとかOKWAVEとかと基本は同じだが、インターフェイスが全く違う。まずサイト自体、非常にまとまっていて直感的に使いやすい。

一番の特徴は、EメールとIMとリンクすることで、友達に質問する感覚で簡単に利用できる。独自の技術でうまく質問を適当な回答者に繋げ、適切な回答も得やすい。今のところいくつか質問をしたが、どれもちゃんと返信がすぐにきた。個人的にMSNをよく使うので何か聞きたいときすぐに使えて便利。

アードヴァークはアフリカに住む動物で、穴を深く掘ってアリを捕まえる。このクラウドのサービスの深く情報を掘り下げることを表している。また、アルファベット順で確実に一番に来るという理由も。2010年2月にグーグルに約45億円で買収された。

今後の発展として、
ポイントや現金を払って、個人的にもって深く話を聞いたりできる機能を整備すれば面白いと思う。
そうすれば非常に魅力的なクラウドソーシングになる。
クロアチアの経済について、現地の経済修士号を持った人に簡単にインタビューできれば面白い。

バーター、物々交換のサイト。あまりこういったところを見てなかったがアメリカでは沢山サイトがある。日本でもいくつかあるけど、どれも小規模に留まっているよう。

このスワップドットコムはCD,DVD、本などに特化しているところが強みだろう。基本的に一個体一個の交換だからシンプルだし、商品も限られているから使いかってがいいのかもしれない。サイトのデザインやインターフェイスなども使いやすい。日本にはこういう感じのサイトってないのが残念。

自分の持っているリストを、データベースからISBNなどから探して登録し、欲しいものリストも登録する。サイトがマッチングしてくれて、交換できるものにはGET ITが表示される。

自分の商品が送るときは封筒に入れて、サイトから準備されたラベルを印刷して張り付ければOK。サイトに払うのは一回の取引で50セントから1ドル。スワップドットコムで用意している出荷方法を薦めている。値段は郵便局と変わらない。以下の通り。後々のトラブルを避けるため、出荷証明を取ることを勧めている。ということで一回の取引で3.68-4.18のコストが発生する。

Item Swap.com Shipping    USPS Shipping
Postage         $2.38 (1lb. media mail) $2.38 (1lb. media mail)
Delivery Confirmation $0.80*      $0.80
Shipping Cost Total $3.18         $3.18

スワップセイフといって、取引の保証もしてくれる。相手が出荷証明を持ってなければ、相手の費用で商品を買って発送してくれる。3,4ドルとちょっとの作業で自分の商品が違うものに変わるのは個人的にはお得だと思う。商品の対象が本やDVDなど鑑賞するものだから飽きたらもう見ないで終わってしまう。日本でもこのようなシンプルで分かり易いサービスが出れば流行るかもしれない。

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