記述の基体(がらくた)

【ブログ】日々の思ったことを徒然なるままに書いております。基本殴り書きで校正しておりません。【世界観】人は動物のように本能で現実に向き合っているのではなく、言語を通じてのシンボル体系としての世界、その世界の中の私(自我)という物語で現実にしがみついている。【取り組み】(1)現をよく存在させたい。そのためのよりよい社会や世界に向かう。(2)卓越した創作をしたい。そのためにはより多くのゲシュタルト(パターン・観念・概念)を獲得→世界でよく行動し、読書。【価値観】結局は「朋あり遠方より来たる、また楽しからずや」【プロフィール】東京出身のアラサーです。※著作権についてはオプトアウトに対応させていただいております。何かに共感された方はご連絡ください。 【コメント欄へのフィードバックお待ちしております。個人的な質問、反論、脅迫などはTwitterへお願いします。】

2013年07月

文化の違いで事業に失敗した、コミュニケーションがうまくいかない、理解し合えない、などなど文化の違いとか慣習の違いとかあいまいな表現をあいまいなまま使っているシーンを良く耳にする。

文化も慣習の違いも全部、価値観の違いに由来する。それではこの価値観とは何か。それは論理で説明していく時に、もうこれ以上は説明しなくてもいいという最後の根拠になるか否かということだ。

例えば、日本のレストランでウェイターにメニューについて質問したとしよう。このサラダの写真のこれは何ですか?とか聞いた時に、日本であれば、ウェイターが知っているべき、もしくはウェイターがコックに聞いて回答を用意するべき、という大多数が共有している理解がある。中国であれば、そんなのは知らないと一蹴されるだろう。そしてそれが大多数も認める対応である。これが価値観である。日本であればデパートの1階の店員が7階の売り物について理解しているべき、と考えるが中国ではその店員の店だけでいいのだ。

このような価値観がいろいろなシーンで存在する。日本では当たり前だと思っていることも他国では違う。もっと言えば東京での価値観、愛知県の価値観の違いもあるし、究極的には個人の価値観の違いになる。原始時代であれば人殺しの能力がその人が優れているかの判断になったかもしれない。時代によっても価値観は変わる。

まずは、日本で広く当たり前とされている価値観、自分個人が持っている価値観を具体的に沢山理解することだ。例えば、日本の会社であれば、勤務中は仮に何もしなくていい時間ができたら、何かしら仕事を見つけたり、自分で勉強したりすることが何となく当たり前になっていたり、会社を休むなら、休む理由を説明して、その重要度や道理を吟味され休めるという他国から見たら不思議な価値観があるだろう。時間があればもっともっとブレインストーミング的に多く考えてみよう。




今自分がやっていることはどういう意図から自分はやっているのか。普段あまり気にしないで今を生きるのもいいが、今自分が何をしたいのかをしっかりと考えてみよう。

どうせ生きているなら社会にインパクトのあることをやりたい、というのが自分の根底にある。まずは自分が楽しい生活をすることが土台にあるが、そこから先は社会へのインパクトを与え、面白い人間となりたい。社会にインパクトと言っても何がしたいのか。社会主義運動などで世界の国のシステムを根本から変えるとか、一度今ある技術を基にゼロベースで世界を創り直すとか、宇宙研究して地球外生命体探すとか、色々あるが、今述べたことは私の能力を超えているし別にやりたいとは思わない。どちらかというとエンターテイメント系で、個人の人生を豊かにするユーザーエクスペリエンスがCOOLなサービスを創りたい。

一方、私はインターネットが好きだ。世界中の情報を無料で見れたり、世界中の人間と無料でリアルタイムでコミュニケーションできる。世界中の人間と議論できるし、コラボできる可能性を秘めている。自分の知らないことを無限に学べる。このようなインターネットの利点を活かして、上述したユーザーエクスペリエンスがCOOLなサービスを創りたい。

そうするとインターネットを使ったB2Cのサービスということになる。B2Bだと個人が主観的に楽しいとか面白いとかいうサービスにはなりにくいからだ。今あるインターネットのB2Cサービスって何があるだろうか。EC、予約サイト、オンラインゲーム、コミュニケーション(スカイプ、IMなど)、オンライン語学、情報サイト、オンライン占い。こんなもんしか思いつかない。

ユーザーエクスペリエンスとして良い物はどれか。ECはどうだ?物欲を満たしてくれる商品をウインドウショッピング。人のコメントを見ながら自分が満足できる商品を探す過程が面白い?そして家にいながら世界中からワンクリックで商品を購入できる便利さ。ユーザーエクスペリエンスとしては、便利という側面のほうが大きい。ユーザーエクスペリエンスとして感動など大きな感情の揺れはない。

オンライン語学やオンライン占いは面白い。人とのコミュニケーションがあるから。ただ実際やってみると意外と面白く無い。フィリピン英会話とか仕組みはおもしろいけどユーザーエクスペリエンスとしては、最初は異国フィリピンとの交流的でおもしろいけど、すぐに慣れて感動はなくなる。

そうなるとやはりエンターテイメント系のゲームにユーザーエクスペリエンスを期待できる。しかし、そもそもゲームの定義って何だろう。以下考えられる定義。
・明確なルールのあるもの
・勝敗のあるもの
・始めと終わりのあるもの
・経過の楽しさがある
・結果の楽しさがあれば勝敗にはこだわらない

これが人を奮い立たせ、楽しませるのだ。自分で状況理解して、判断して、競って、結果を受け入れる、こういうことに楽しみや感動があるのだ。なぜこれが楽しいかは分からないが、これは人間の本能なのだろう。スポーツが楽しいのも同じ理由だ。

ただ、今あるオンラインゲーム(PCもモバイルも)ってあまり人とのコミュニケーションがない。せっかくのインターネットがもったいない。もちろん人との競争や協力はあるけど、そこに個性は感じにくい。ただ数字を競ったり、チャットしたりする程度だ。

もっとそれぞれの個性の違いを際立たせて、それらが表現され、理解され、議論を生むようなダイナミックなゲームを創れないだろうか。しかもそれは、単なるゲームという自己満ではなく、結果が社会にも役立つものであれば最高だ。こういうのを創りたい。(今回の文章は完全に自己の備忘用なので読者は理解できない可能性が大)

ちなみにこういうサービスあったらいいなというものを紹介。それは、自分の心の声を聞けるサービス。現在多くの人は仕事や人間関係に追われ、自分の内から発せされる欲望や思いに雑音が掛かりすぎて何が自分なのか分からなくなっているだろう。多くの人が日々行なっている行動は、多くの場合、他人のためになっている。一度自分の心の声を聞いてみるべきだ。そしてその術を提供するサービスがあればいい。

最近日本で、80後(80年代生まれの若い世代のこと。中国語だが使いやすいので使う。)の活躍が目立つ。リブセンスの村上太一さん、origamiの康井義貴さん、metapsの佐藤航陽さんなどなど、面白い事業を立ちあげたり、巨額の資金調達したり。(ベンチャー投資バブルの傾向があるので、ただの勢いだけで終わらないことを祈る。)今までは商社とか日系大企業へ就職、そのまま10年くらい経験積んで外資の金融、コンサルへ転職とか、新卒で外資金融、コンサルに入ってブティック系のコンサルやヘッジファンドなどへ転職みたいな流れが主流だったけど。これは経済的に金融、コンサルがそこまで儲からなくなったのと同時にもう一つの側面がある。

それは、自分の好きなことをやる、という価値観が認められ、行動に移すまで普及したのだ。今まではこういう事業やってみたいと思っても、結局それから予想されるあらゆるリターンと、現状の安定した社会的ポジションと高給があれば後者を選ぶのが主流だった。例え仕事がつまらなくても。しかし、今は自分がやりたいことをやるのが、「粋だ」という流れに変わりつつある。今や、ゴールドマン・サックスとか三菱商事というブランドもあまり「粋」ではなくなりつつある。自分が好きなことを存分にやるのがかっこいいという時代になってきた。

Sansanという会社のサービスは名刺を写メで取ると、文字データとして登録してくれる。名刺のデジタルのデータベースができて、さらにオンラインでもし名刺の相手もsansanを使っていればこれは便利だ、だけでは終わらず、何か背後に人の気配を感じる面白いサービスだと思った。このサービスはかなり実用的なサービスで、便利さを売りにしている。Kyberという会社も同じように裏側で多くの人力を駆使して文字起こし系の事業をしている。私はこのような大量の人を裏側で利用したサービスで、実用さは拘らず、もっとエンターテイメント的な面白いサービスを作りたい。

Sansan

Kyber

ここで話は変わって私が先日知り合った中国人女性の紹介をしよう。

陳さん。22歳女性。今年大学を卒業予定。専攻は日本語だがほとんど話せないし読み書きもできない。日本語を専攻した理由は大学入試で一番求められるテストスコアが低かったから。日本の文化には興味なし。何なら日本料理は嫌い。見た目は可愛いめ。

特に熱中していることなし。適当に仕事を見つけて生きていければいい。いちおう幼稚園の先生になりたいようだが、その専攻の大学へは入学できなかったみたい。結婚願望もある。ただプライドは高く、将来成功したいと漠然と言っている。

このような中国人の若者は多い。特に何かを成し遂げたいという意欲はなく、専門的な知識やスキルもない。仕事を見つけるのが厳しい。

中国でも生きていくため最低限の仕事はある。日本と同じようにコンビニやファストフード店でのバイトや清掃のバイトなどはちょっと行動すれば職につける。ただ生活は忙しく質素な生活をしても貯金もほぼできないだろう。

可愛い女の子ならKTV(日本でいうキャバクラ)で働いたり、サウナ(日本でいうソープランド)で働くことを選ぶこともある。前者なら月1万元は稼げるだろう。後者なら3万元くらいかそれ以上。今の時点で彼女が提供できるサービスといえば、以下のようなものがある。

・中国語で友達的に会話する
・お酒のお供
・性的サービス
・文字起こし
・中国語教師
・地元の情報の提供
・ティッシュ配り
・清掃
・会社の雑用業務


なぜ、この女性の紹介をしたかというと、私はこのような子に、安定していて、汚くなく、そこそこ貯金もできるような仕事を与えたい。そして逆に日本や欧米などのある程度お金に余裕のある人を楽しませるようなサービスを創りたい。冒頭に紹介したsansanのサービスは裏側で大人数の中国人労働者が文字起こしに携わっている。多くの雇用を生み出している。しかしサービスは実用的過ぎて面白くない。同じようなスキームでもっとエンターテイメントなサービスを創りたい。

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